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HIV/エイズ

HIV/エイズ

不安でいっぱいになってない?HIV感染のしくみや予防について正式名称 : HIV感染症 / エイズ(後天性免疫不全症候群)

HIVに感染したかも…。
そんな不安を抱えてこのページを見ている人が多いのでは? あなたが不安に感じていること。それって本当にHIVが原因? HIVの感染経路と、症状を徹底解説!

まずは知っててHIV/エイズって何?

HIV/エイズは、
免疫力が少しずつ下がっていく病気

HIV感染

HIV
エイズの原因ウイルス
が感染すると、

数年~10年ほどかけて
少しずつ免疫力が下がっていき…

エイズ発症

エイズ
免疫力がうまく
働かない状態になります。

免疫力とは:カラダに侵入した菌やウイルスなどから、自分のカラダを守る力のこと

カレとあんなことした…ヤバい…?HIVの感染経路

感染経路はこの3つ!

  • セックス
  • 母子感染
  • 血液による感染

※日常生活では感染しません。

HIVはどこから入ってくるの?感染のしくみ

HIVを含む体液が、
傷口粘膜に触れることで感染します。

結局何がダメ?どんなセックスがキケン?

  • セックスで挿入されたら?HIVを含む精液から、腟などの粘膜へ感染する可能性が。クラミジアなどに感染していると炎症がおこり、感染の可能性が高くなるとも。
  • フェラチオをしたら?口の粘膜にHIVを含んだ精液が触れると、HIVに感染する可能性が。
  • クンニリングスをされたら?感染リスクは低め。相手の口に出血があり、それが自分の傷口から侵入することがあれば感染する可能性がないとは言えない。
  • アナルセックスをしたら?感染リスクの高い性行為! 直腸内は傷つきやすく、傷があるとHIVが侵入しやすくなる。
  • キスしたら?唾液では感染しないから、キスは大丈夫。
    (口内に出血がある場合は、感染の可能性あり)
  • リミングしたら?感染リスクは低め。行為の際に、相手の肛門に出血がなく、精液や腟分泌液がついていなければ、感染しない。

あのセックスやばかった?じゃ、どうやって予防するの?

セックスの時の接触を、
コンドームで防ごう!

  • POINT1

    セックスの最初から最後まで
    正しく使う!

  • POINT2

    オーラルセックスやアナルセックスの時も忘れずに!

セックスのあと、原因不明の症状が…これってHIV?HIV/エイズの症状って?

症状はいろいろ!

  • ・発熱
  • ・全身のだるさや筋肉痛
  • ・リンパ節の腫れ
    など、インフルエンザに似た症状

だから
症状からは、HIVに感染しているか
どうか分からない!

ネットで調べると、
いろんな症状が書かれてるケド…
あれはナニ?

HIV/エイズは、免疫力が下がっていく病気。免疫力には個人差があり、免疫力が下がったときの変化も違うので、いろいろな症状が言われているんです。

だから!不安なら、検査が大事

HIV検査について

HIVに感染したかどうかは、症状からは分からない!
だから、予防できなかったな…と思ったら検査を受けて! 検査について詳しく紹介します。

知ってる?HIV/エイズ検査は、いつ受ける?

「不安なセックス」から3ヵ月以降

なんで?

検査でしらべる「抗体」がカラダの中にできるまでに、時間がかかるんです!

抗体ができるのに

4〜8週間かかる

HIV/エイズ検査の流れ

HIV/エイズ検査は、2段階あります。

1段階目

スクリーニング検査

最初に受ける検査。感染を見逃さないように、感度が高くなっています。

  • (+)陽性感染の可能性あり

  • (-)陰性感染していない

2段階目

確認検査

1段階目の検査の結果が、本当にHIVの反応かどうか、違う方法で確認する検査です。

  • (+)陽性感染している

  • (-)陰性感染していない

※確認検査で陽性(+)となった場合、HIVに感染していることが確定します。

検査はどこで受けられる?

HIV検査が受けられるところ

  • 保健所(無料・匿名)
  • 医療機関
  • 郵送検査キット(匿名)

よくあるQ&A

感染してたらどうしよう…周りに知られたら…。
いろんな不安でいっぱいになってない? あなたの不安に答えます!

  • Q

    健康診断や、普通の通院で
    HIVに感染しているかわかる?

    A

    わかりません。HIV検査は、通常は会社や学校の健康診断で実施されることはありません。
    HIV検査は、本人が希望・了解しないとできません。

  • Q

    献血で、HIVに感染しているかわかる?

    A

    わかりません。献血された血液は、輸血される人の安全のために、HIV検査などさまざまなチェックを行います。もし、この検査でHIV感染が分かっても、献血した本人へは知らされません。

  • Q

    今、妊娠中。もし私が感染してたら、
    この子はどうなるの?

    A

    赤ちゃんへの感染を防ぐ対策があります。妊娠中・出産前に感染が分かったら、帝王切開や人工授乳など、赤ちゃんへの感染を防ぐ対策をとることができます。
    妊婦検診でHIV検査も行われるので、必ず妊婦検診を受けてください

  • Q

    もし検査して陽性だったら、
    家族や会社に報告されるの?

    A

    いいえ。プライバシーは保護されます。HIVに感染しても、名前や住所など、個人を特定できる情報が国などに報告されることはありません。直接かかわることになる病院のスタッフには守秘義務があり、プライバシーは保護されています。

  • Q

    感染してたら、もう一生セックスできないの?

    A

    コンドームを使ってください。コンドームを使うことで、感染を予防できます。
    あなた自身のSTD予防のためにも、必ずコンドームを使ってください。

  • Q

    治療ってツラい?

    A

    お薬を毎日決まった時間に飲みます。1日に1~2回、1回に1~2錠のお薬を飲みます。
    決められた時間に正しく飲むことが必要です。

  • Q

    治療費…払えるかな…?

    A

    治療費の助成制度があります。HIV治療の助成制度を利用することで、自己負担額をおさえることができます。
    病院の先生や看護師、相談員の方々に相談してください。

HIV/エイズは、以前ほど怖い病気じゃない!
早くわかることが大切!

HIVの不安をなくすための2ポイント

  1. コンドームによる予防
  2. 予防できなかったと思ったら、検査
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