女性の8割が一度は感染する、とてもありふれたウイルス。じゃ、なんで気をつけないといけないの?そこには女子必見の理由が…!
ヒトパピローマウイルス(HPV)は、とてもありふれたウイルス。セックスの経験があれば、かなり高い確率で感染する。女性の8割が一度は感染するというデータも!
悪性型HPVは、子宮頸がん(子宮の入り口にできるがん)の原因といわれている。悪性型HPVに感染しても、ほとんどの場合は免疫力などによって、ウイルスは自然になくなります。
まれに感染が長期間続くことがあり、その結果子宮頸がんに。感染していても症状はなく、気づかないまま子宮頸がんになってしまうと、妊娠や出産に影響したり、場合によっては命にかかわることも!
「悪性型」のヒトパピローマウイルス(HPV)に長く感染していると、子宮頸がんを発症する場合があります。
ヒトパピローマウイルス(HPV)には良性型と悪性型があります
実は、ヒトパピローマウイルス(HPV)には、100種類以上もの型がある!「悪性型」と「良性型」の2つに大きく分けられます。
良性型HPV:尖圭コンジローマの原因
悪性型HPV:子宮頸がんの原因
感染しているだけなら…
子宮頸がんに進行すると…
細胞に変化がおこっても、早く発見すれば簡単な手術で完治できます。だから、検査が大切。
感染の心配のあるセックスがあっても、日々の忙しさでそのままにしてない?症状が出ないことも多いSTD、デキル女子の対処はコレ!
「悪性型HPV」は、とてもありふれたウイルス。セックスの経験があるなら誰でも感染の可能性あり。定期的に検査を受けて!
検査について
2種類の検査を組み合わせることで、異変を発見しやすくなる!どちらも陰性だったとしても、3年ごとの検査がオススメ。
婦人科では、「HPV検査」と「細胞診」を同時にうけられる。地域によっては助成制度があるところも。
受診科
費用
※各自治体の助成制度が利用できる場合もあります。
上記は、保険適用ではない場合のおよその金額です。保険適用の場合はこの3割負担となります。保険適用されるかどうかは、病院の治療方針によって、さまざまです。
カレの感染は??
HPVは、そもそもどこにでもいるようなウイルス。あなたが感染していたとしても、気にしすぎることはない。いつもどおりのセーファーセックスを。
婦人科は、STDに限らず一生お世話になるところ。この際どんなところかチェックしてみるのもいいかもっ!
婦人科って?子宮頸がんの原因とされる「悪性型HPV」。感染は予防できる?子宮頸がんにならないためには?
コンドームでの予防は有効。でも、とてもありふれたウイルスだから、完全には予防できない。心配しすぎず、セーファーセックスを。
そもそもとてもありふれたウイルスで、自然に治ることもあり、男性の検査は行われていない。
HPV感染に予防効果のあるワクチンの接種が医療機関で受けられるようになってきています。ただし、ワクチンを接種していても、定期的な検診は必要です。